猫が餌を食べてくれない、キャットフードを食べない食欲不振の原因と対策法7つ

猫と健康
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飼っている愛猫が急にごはんを食べなくなると不安になりますよね。体調不良や大病かも、と考えてしまう方もいるのではないでしょうか。

実は猫の食欲不振にはさまざまな理由があるんです。病院に行く必要がない場合もあり、すぐにできる対処法で食べてくれるようになるかもしれません。

この記事では、猫ちゃんがごはんを食べなくなる主な理由7つと、その対処法をお伝えします。まずは愛猫を観察して、何が原因なのか確認しましょう。

猫がごはんを食べない理由7つ

食欲不振の理由は、猫の習性や性質からきていることが多いんです。まずは、どんな理由でごはんを食べないのか説明します。

一度に食べられない量をあげている

かわいさのあまり、たっぷり食事をあげてはいませんか?

前提として、猫は回数を分けて少しずつ食べるという性質があります。そのため餌を用意しすぎていたり餌以外におやつもあげたりすると、多すぎて食べられないのかもしれません。

逆に野良猫を保護していた場合は一度にたくさん食べるかもしれません。それは野生時代の名残で次にいつ餌にありつけるかがわからないため、食べられるうちに食べてしまおうという習性からです。

この場合、肥満などの健康被害になりやすいので、ごはんは沢山あるよ、いつでも出てくるよということを覚えさせてあげましょう。

猫は基本的に「一度に多く食べない」ということを頭の片隅に置いてもらえれば幸いです。

運動不足で食欲が落ちている

最近の愛猫の運動量はどうでしょうか。もしかすると、運動が足りていないのかもしれません。

猫は寝てばかりと思われがちですが、上下の運動を好む生き物です。その運動がないと運動不足に陥ってしまいます。

運動不足で消費エネルギーが少なければ、食べる必要がないと感じて食欲が落ちてしまうのです。

運動量が減っていることが、ごはんを食べない理由かもしれません。その場合、飼い主さまが責任をもってオモチャなどを使って遊んであげてください。

猫によってオモチャの好き嫌いはあります。一つ買ってみて駄目だったからと諦めず、二つ三つと試してみましょう。

偏食もしくは餌に飽きている

猫は偏食家な傾向が強い生き物です。

好き嫌いで食べたくないものがあったり、香りの好みや気分によって食べなかったりします。また新しいものが好きな性質も強いため、ずっと同じ餌だと食べないこともあるのだとか。

ずっと同じ餌・同じ食べ方をさせていると、食事に飽きて食欲が湧かなくなっているのかもしれません。餌に猫用のかつおぶしやチュールなどを混ぜ込んでも食べないようであれば病院へ向かった方が良いと思います。

ストレスで食欲が落ちている

猫は、ストレスに対して敏感な生きものです。

飼育環境の変化や気温・季節などの変化によって、食欲が落ちてしまうことがあるんです。在宅勤務などで、いつもはいない時間帯に飼い主さまがいるのが原因で、食欲がわかないケースもあるのだそう。

いつもなら遊んでくれるのにパソコンばかりに集中していませんか。お仕事なので仕方ないかもしれませんが、猫にはそれがわかりません。在宅なのであれば適度に構ってあげることも考えてください。

また、寒い暑いなどの温度変化もストレスに繋がる大きな原因です。日本は四季がはっきりしているので、温度の変化は敏感に調整してあげてください。

人間にとっては些細なことでも、猫にとってはストレスになり得ると理解しておきましょう。

発情期を迎えている

成猫にとって避けて通れないのが発情期。

実はこの時期は、食事がおろそかになりがちなんです。

普段は聞かないような鳴き方をするほか、いつもより甘えてきたり、マーキングをしていたりするなら発情期のサインかもしれません。また、発情期中は、自分が納得するまでごはんを食べてくれないことも。

飼育されている猫の約8割が去勢もしくは避妊されているというデータもあります。去勢や避妊を行うと、発情そのものを抑えることが出来ます。つまり、発情中のストレスを緩和することが出来るのです。

発情期の猫は気が立っている場合もありますので、可能ならば去勢や避妊をさせてあげてください。

加齢で食欲が落ちている

運動量が落ちる老猫は、食欲が落ちるケースが多いと言われています。成長期よりも食べられる量が減るだけでなく、食事の場所への移動が大変で食べる気力がおきないことも。

寝床から遠い・餌台が高い・低いなどでも足が遠のいてしまうんです。若い頃と同じような環境でごはんをあげている場合は、体の負担になっているかもしれません。

まずは猫の年齢を確認してみてください。6歳~8歳がシニア猫への入り口です。もし、愛猫がシニアに差し掛かったらキャットフードそのものを見直すことをおすすめします。

不調や病気が原因の場合も

病気によって食欲が落ちている可能性もあります。これは猫に限らず、人間もそうですよね。特に猫は体調不良、病気など弱っている状況を隠そうとする習性があります。

「餌だけではなく水も飲まない」「餌を食べずに寝てばかりいる」「吐いたり下痢をしたりする」などの症状がある場合には注意してください。

体調不良や病気のサインの可能性があります。また、いつもと様子が違うでも構いません。重篤な症状の場合もあるため、なるべく早く獣医師さんの指示を仰いでください。

ごはんを食べない時の対処法7つ

理由はさまざまありますが、いくつかの理由が重なっている場合もあります。まずは愛猫を観察して、適切な対処を行いましょう。ここからは原因別の対処法をお伝えします。

小分けに給餌してみる

「一度に食べられない量をあげている」のが原因の場合、ごはんを小分けにしてみましょう。あげる全体量は変えなくても、少しずつあげるだけで食べてくれるケースも多くみられます。

仕事などで小分けに餌をあげられない方は、自動給餌器などを導入するのもおすすめです。おやつをあげすぎている場合もあるので、あげる量や回数を変えて様子を見てみましょう。

運動しやすい環境を作る

「運動不足で食欲が落ちている」のが原因の場合は、猫ちゃんが楽しく運動できる環境を作ってみましょう。前述した通りオモチャやキャットタワーなどで、上下運動ができるようにすると効果的です。

猫が安全に登れる家具を設置するのもおすすめです。好きなおもちゃや好みの遊びかたがそれぞれ異なるので、その猫に合わせたものを選んであげると良いでしょう。

味付けや給仕方法を工夫してみる

「偏食や餌に飽きている」のが原因の場合、ごはんや給仕方法を変えてみましょう。まずは飼い主さまの手で直接キャットフードをあげてみても良いかもしれません。ただ、これに慣れてしまうと飼い主さまの手からでないと餌を食べてくれなくなるので要注意です。

また、いつもと違う味付けや、転がすと餌が出てくるおもちゃであげてみるなどがあります。

ときどき餌を少し温めて出したり、茹でたささみを載せたりするのも効果的。温めると匂いが強くなりますので食い付きが良くなる可能性があります。ただ、文字通り「猫舌」には気を付けてあげてください。

普段ドライフードならウェットフードに変えてみるといった、時々で良いので新しい餌を取り入れてみるのもおすすめです。

静かな場所で食事をさせる

「ストレスで食欲が落ちている」が原因の場合、静かな環境なら食べてくれるかもしれません。自分だけで安心して過ごせる環境は、食事や睡眠なども改善できます。

家族や音、温度などの影響を受けにくい、猫ちゃんにとって落ち着ける空間を作ってあげるのが大事です。特に小さなお子さんがいるご家庭や近くに大きな道路や線路がある場合には、静かな空間づくりを心がけましょう。

賃貸などの場合であれば、小さな子どもの届かない部屋の静かな場所にドーム型のベッドを用意してあげることをおすすめします。そこは猫の安全地帯であることを教えてあげましょう。

去勢・避妊を検討する

「発情期で食欲が落ちる」ことが原因の場合には、去勢や避妊手術を検討しましょう。猫は年齢や季節による定期的な発情ではありません。そのため、長い期間発情期が続く場合もあります。

また、前述した通り発情を発散できない場合、ストレスに繋がってしまいます。

長い期間ごはんが食べられないのは、栄養失調や体力が低下してしまう恐れもあるため、繁殖を考えていない場合は、体調や獣医師とも相談して手術を検討してみましょう。

老猫でも食べやすく工夫する

高齢の場合、寝床からごはんの場所が遠いと移動がつらいと感じているかもしれません。寝床から近く、トイレから離れた場所に餌場を設置して様子を見てみましょう。

また筋力の衰えによって首を下げる動作がつらく、低い位置にある餌台に口をつけられないのかもしれません。餌台を上げるだけで食べやすくなり、食欲が戻ったという例も少なくありません。

病気の前兆があればすぐに病院へ

餌を1日以上食べない場合や、水も飲まない・吐く・下痢・睡眠時間が極端に多いなどの兆候がある場合は、すぐに動物病院を受診しましょう。

猫ちゃんは、言葉でつらさを伝えることができません。普段の健康状態と比較して、少しでもおかしいと思ったら病院に行くのをおすすめします。

診てもらった結果「なんともなかった」のであれば、それだけで安心できます。それよりも間に合わなかったを心配してください。

まとめ

飼い主さまの愛猫が急に食欲不振になると、不安になるのは当然のことです。無理に食べさせると食事に悪いイメージがついてしまい、ますます食べなくなるかもしれません。

あらかじめ原因や対処法をわかっていれば、すぐに対処や工夫ができます。おさらいします。

  1. 一度に食べられない量をあげていないか
  2. 運動不足になっていないか
  3. 同じ餌、同じ味ばかりあげていないか
  4. ストレスが貯まる行動をしていないか
  5. 発情期を迎えていないか
  6. 年齢に合った食事にできているか
  7. 不調や病気の兆候が無いか

を今一度見直してみてください。
普段から様子や食事量・排泄を観察して、愛猫の健やかな暮らしを支えてあげましょう!

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