猫の便秘は生命の危険に繋がる可能性が。便秘の原因と便秘の対処法を解説

猫と健康
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便秘ってしんどいですよね。人間だけでなく、もちろん猫も便秘になります。しかも、生きものの中でも猫は便秘になりやすい傾向なんです。

「ただの便秘だし」と思って放置していると、最悪手術になるなんてことも。便秘の症状と原因、そして対処法を解説します。

「うちの猫も便秘かも」と思ったら、ぜひ参考にしてください。

猫の便秘は生命の危険に繋がる可能性が。便秘の原因と便秘の対処法を解説

あなたの猫は、毎日排便していますか。少しでも違和感があったら注意しましょう。少しでも便秘を疑ったら、放置をせずに対処をするのが大切です。

放って置くと、最悪手術になる恐れがあります。それくらい、猫の便秘は危険です。猫の健康を守るためにも、ぜひ参考にしてください。

猫が便秘のときの症状

猫が便秘のときには、主に以下のような症状が起こります。

  • 2日以上排便がない
  • 便が固くてコロコロしている
  • 長く力んでいるのに便が出ない
  • 排便回数は多いのに、1回に出る量が少ない

1つでも当てはまったら便秘の可能性が高いです。便の状態も確認し、なるべく早めに病院に連れて行きましょう。

猫が便秘になる7つの原因

猫は、動物の中でも便秘になりやすいといわれています。そこで、考えられる猫が便秘になる原因を7つご紹介します。

水分不足

排出しやすい便を作るには多くの水分が必要です。ですが、猫はもともとあまり水分を摂らなくても体が機能するようになっています。そのため水分不足になりがちです。

水を飲む量が少ないと便が固くなって排便しやすくなり、便秘になる原因になります。

ストレス

猫はストレスを感じすぎると、場合によっては体調不良を起こしてしまうほど繊細な生きものです。

引っ越しなどの環境の変化はもちろんのこと、キレイ好きのためトイレのちょっとした汚れにもストレスを感じます。

少しでもストレスを感じると自律神経が乱れて腸の動きが悪くなります。その結果、排便のリズムが崩れて便秘を引き起こしてしまうことがあります。

運動不足

現在、飼い猫のほとんどが室内飼いです。室内だと外と比べて走り回る範囲も狭まるため、野生の猫よりも運動不足になります。

年齢を重ねれば、若いときよりも動かなくなります。運動量が減ると腸の動きが鈍くなり、便秘の原因に繋がります。

毛玉がたまる

猫には毛繕いをする習性があります。自分の体はもちろんのこと、仲間の猫がいるならその猫を毛繕いします。

ザラザラした舌が体を舐めると毛が抜け、猫はその毛をそのまま飲み込んでしまいます。それを何度も繰り返すことで、胃に毛が溜まって毛玉が作られてしまうんです。

その毛玉が外に吐き出されずに腸に移動すると、腸に詰まって便秘を引き起こす原因になるので、よく毛繕いをする猫や毛の長い猫には注意しましょう。

腸の機能が低下する

年齢を重ねると、さまざまな機能が低下します。腸の機能が低下すれば、便を押し出すための腸の収縮運動が弱まり、便秘を引き起こしやすくなります。

そこに運動不足が重ねれば、より危険になります。

薬の影響

治療用に服用している薬が、猫の便秘の原因となっているときもあります。抗生物質や鎮痛剤、利尿剤、抗がん剤など、どんな薬でも副作用で便秘を引き起こす可能性があります。

もし薬を服用し始めて便秘になりやすくなった場合には、主治医に相談しましょう。

腸・肛門の病気

腸内に腫瘍や癌、ポリープなどができると便がうまく排出できなくなることがあります。

ほかにも、肛門周辺の炎症などが原因で痛みを感じると、排便するのを怖がって便秘になることもあります。

家でできる猫の便秘対処法5つ

猫が便秘になったときには、以下の5つの対処法を行ってみてください。また、便秘の予防にもなるのでぜひ普段から取り入れることをおすすめします。

食事の内容を見直す

毎日食べる猫用のご飯に少し工夫することで、便秘の予防になります。1つの方法として、普段の食事にティースプーン1杯ほどのオリーブオイルを加えるものがあります。

オリーブオイルを入れることで、便を柔らかくする効果と抗酸化作用があるビタミンが含まれているため、健康ケアの効果が見込めます。ただし、オリーブオイルの香りを嫌がる猫もいるので様子を見ながら使用する必要があります。

そのほかにも、少量のウエットフードをドライフードに混ぜる方法や、猫用のレトルトフードやスープをドライフードに加える方法などがあります。また、猫草をあげてみるのもおすすめです。いずれも様子を見ながら試してみましょう。

水を飲みやすい環境に整える

猫の水分不足を解消するために、水を飲む環境を整えましょう。器の水をこまめに取り替え、新鮮な水をいつでも飲めるようにしたり、水を飲む器の置き場を増やしたりするだけでも効果的です。

猫によっては食器を別のものに交換するだけで、水を普段より飲む子もいます。反対に替えると飲まない子もいるので頻繁に様子を観察するのも大切です。また、寒い季節なら水をぬるま湯に変えるのも効果的です。猫が積極的に水分を摂りたくなるように工夫していきましょう。

トイレ環境を整える

猫が積極的にトイレを使っていない場合は、今のトイレに不満を持っている可能性があります。まず最初に、トイレにある汚れをしっかり取り除いてあげましょう。

それから、砂の種類を変えてみるのも効果的です。猫によっては砂の好みが合わないとトイレを使わない子もいるので、様子を見ながら替えてあげましょう。

また、場所にも問題があるかもしれません。今のトイレの場所が少し騒がしい場所なら、人目に触れない落ち着いた場所に移動させてみるのもいいでしょう。

こまめにブラッシングをする

毛玉が腸に詰まらないようにするには、こまめにブラッシングをするのが大切です。

余分な毛を取り除くことで、毛繕いをしたときに飲み込んでしまう毛の量を減らす効果があります。特に毛の長めな猫や換毛期のときには丁寧にブラッシングしてあげましょう。

遊びの工夫

運動不足の解消は、猫の便秘の予防に繋がります。猫用のおもちゃで一緒に遊んであげるのはもちろん、時間がないときには電池で動くおもちゃのように1人遊びできるものを活用するのもおすすめです。

また、休憩スペースは高い位置に設置するなど、いろいろと工夫をしてみましょう。

猫の便秘は放置せずにすぐ病院へ

いくら対処しても、なかなか便秘が解消されないこともあるでしょう。便秘の症状が数日経っても改善されない場合は、早めに病院に行きましょう。

猫の便秘は長い間放置すると、元気や食欲をなくすだけでなく、「巨大結腸症」という病気になる恐れがあるからです。

巨大結腸症は、大腸の結腸が巨大化する病気です。また、結腸内に溜まった便は固くて大きな「糞石」になることもあります。

その場合には自力では排便できないため、腸を切除する手術を行わなければいけません。

それほど、猫にとって便秘は危険なものなのです。「ただの便秘」とは思わずに、便秘の症状が緩和しないときには放置せず、早急に病院に行きましょう。

まとめ

猫の便秘を防ぐには、普段の生活を見直す必要があります。飲食に運動、そしてトイレを清潔にするのも忘れないようにしましょう。

そして、ストレスを感じさせないようにするのも大事です。ちょっとした変化でストレスを感じてしまうのが猫です。

猫に対して少しでも違和感を感じたときには放置せず、よく様子を見てあげてください。また、便や尿の状態、量を観察しておくのも便秘の予防に繋がります。

それでも便秘になってしまったときには、早めに病院に連れて行きましょう。

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