猫を初めて飼おうと思ったら。我が家に迎え入れるための6つの準備

猫と健康
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見ているだけでも癒される猫。ですが、猫も同じ命です。ただ飼いたいからと、勢い任せに飼ってはのちのち後悔する未来が来るかもしれません。勢いじゃないとしても、猫をお迎えする手段や必要なものを用意するなど、準備を整える必要があります。

この記事では、猫をお迎えしたいあなたのために、必要な準備6つをご紹介します。ぜひ、ご参考にしてください。

猫をおうちに迎え入れる前に確認したい6つのこと

猫をお迎えしたいなら、以下の6つの準備を整える必要があります。猫を飼うということは、命を預かることになります。可愛いだけでは済まないアレコレが付いてくることになるのです。

安全で快適に猫と暮らすために、ぜひ参考にしてください。

猫を飼う上で、飼い主としての心構え

飼い主になる上で、心構えしておかなければいけないことは以下の2点です。

猫の寿命

猫の平均寿命は段々と延びてきていますが一般的に15歳前後といわれています。シニア期は7歳頃からが多いため、そこから介護の準備をする必要もでてきます。

飼育するからには、最後まで責任を果たさなければいけません。猫を飼ってからは長期間の旅行は難しくなりますし、健やかに育てるためのある程度の費用の確保も必要です。

そして、必ず猫とお別れするときが来るのです。その覚悟を持たなければなりません。

人間だけの暮らしと、猫と一緒に過ごす暮らしはまったく別物です。猫と暮らす将来のイメージをしておきしょう。

生活環境を変える

猫と暮らすなら、今までの生活環境を変える必要があります。

たとえば、人間なら暑さや寒さを服を脱いだり着たりして自分で対処することができます。ですが、猫は自分の力だけでは体温調節ができません。

放置しておけば、最悪命を失うことになります。冷暖房は必ず完備しておきましょう。また、床に落ちているものを勝手に食べ、誤嚥してしまう危険性もあります。

電気コードを噛む子もいるので、猫にとって危険なものは全て片付け、床にはなるべく物を置かないようにしましょう。

必需品を整える

猫をお迎えする前に最低限、以下の5点を準備しておく必要があります。

  • 猫用の食器(猫がご飯を食べる用のフードボールや、水を飲むためのお皿やボウル)
  • 猫用のごはん(飼う猫の年齢にあったもの)
  • 猫用のトイレとトイレの砂
  • 爪とぎ
  • 猫がくつろぐためのベッドやクッション

食器は人間用のお皿でも良いのですが、食べやすさのことを考えると猫専用の食器を用意することをおすすめします。

上記に追加して猫用のオモチャや歯磨き用品なども揃えてあげると尚良しです。

猫は自分の匂いのついていない新しいものには、警戒する可能性があります。怖がらせないために、ちょっとずつ慣れさせてあげましょう。

また、初めてのおうちでストレスを抱えているかもしれません。そのためにくつろげる空間は用意してあげてください。

もし余裕があれば、運動不足にさせないためにもキャットタワーを設置するのもおすすめです。

お迎えする手段を調べる

猫をお迎えする手段は、基本的には以下の3つになります。これは個人の意見になるのですが、できるのであれば保護猫をお迎えして貰いたいです。

市区町村で捕獲された猫は引き取り手が無い場合、殺処分となってしまいます。この猫種が良いというのが無いのであれば保護猫をお迎えするよう、お願いします。

ペットショップ

一番簡単なお迎え方法がペットショップです。

ペットショップで気に入った猫を見つけたら、まずは店員さんに声をかけましょう。お迎えしたい猫の性格や習性などについて、よくお話を聞いてください。

ペットショップでお迎えするメリットは様々な猫種の猫を吟味することが出来る点です。

ただ、金額はブリーダーに比べれば高く、また健康状態にも不安がある場合が多いです。ペットショップはどの猫種にするか検討するの留め、購入はブリーダーからするのをおすすめします。

ブリーダー

たくさんの猫を育てるブリーダーからお迎えする方法もあります。

インターネットで検索すれば、ブリーダーから直接猫を購入するサイトが出てきます。そこで猫種や性別、住んでいる地域などを検索して目当ての子を探しましょう。

気に入った子がいれば、直接ブリーダーに連絡して会いに行くことができます。

ブリーダーがしっかり育てているため基本的なしつけができていることが多く、直接売買のためペットショップよりも安価で購入できるのがメリットです。

保護猫

なかには「保護猫をお迎えしたい!」という方もいるでしょう。

そんなときは、保護施設や保護猫カフェなどに問い合わせましょう。保護猫はペットショップやブリーダーとは違い、幅広い年代の猫たちがいます。

赤ちゃんはもちろん、なかには10歳を超えていることも。保護猫は子猫だけではないため、ある程度人間になれている子など自分の希望に合った子を探すことができます。

また、費用も無料とは言いませんが、ワクチン代で譲り受けることが出来ます。その費用もと考えるのならば市区町村から引き取ることを検討しましょう。

我が家には二匹の猫が居ますが、どちらも保護猫団体から譲り受けた猫です。

猫の知識を得る

安全に猫を育てるためには、ある程度猫の知識を身につける必要があります。特に覚えておきたいのは猫の習性です。ストレスは猫の寿命や健康に影響を与えます。

ストレスを与えないためにも習性を理解しておく必要があります。猫は以下のような習性があります。

夜行性

人間の生活サイクルとは異なり、昼に寝て夜中に走り回ることがあります。また、誤って踏まれることも多々あります。ただ、長く一緒に暮らしていると夜に一緒に寝てくれるようにもなります。

爪とぎ

鋭い爪の維持だけではなく、マーキングやリラックス効果もあります。怒られたときや不安を覚えた時にも爪とぎを行います。また、布製のソファやカーペットでも爪とぎをしてしまう可能性があります。

しかし、猫にはそれがわからないため、誤って家具で爪を研いでしまったとしても、怒らないで上げてください。

爪とぎは探せば探すだけ可愛い爪とぎがあります。良かったら探してみてください。

飼い主の足や毛布などをふみふみする

子猫が母猫のお乳の出をよくするためにする行為で、甘えている証拠です。母親と早くに別れてしまった子猫によくみられる現象です。これをされたら猫に信頼されていると思っても良いかもしれません。

毛繕い

汚れや古い毛を舌で舐め取って、体を清潔にするための行為です。毛玉がお腹の中に溜まらないようにブラッシングする必要があります。また、猫は毛繕いをして毛を飲み込むと毛玉として吐き出すことがあります。

カーペットの上などに吐いたとしても怒らないであげてください。

飼い主の足や新しいものにスリスリする

安心するため、自分の匂いをつけてマーキングしています。もし、去勢や避妊をしていなければ発情期におしっこでマーキングもしてしまいます。もし、子猫や野良猫を飼った場合、去勢も視野に入れてあげてください。

高いところや狭いところを好む

外的から身を守るための昔ながらの習性があります。そのため、キャットタワーなど高い場所、飼い主を見下ろせる場所があると安心するのです。必要なものに入れませんでしたが、用意できるのであれば用意してあげましょう。

猫が快適に過ごすためにも、以上の習性は覚えておきましょう。また、猫が上りそうなところは危険がないように注意しておく必要があります。

また、猫と生活するとどんなことが起こるかわかりません。例えばお風呂場に行き、蓋が開いていたらあやまって落ちてしまいます。水が入っていると溺れることもあるので注意しましょう。

猫にとって有害なもの

猫は人間が食べられるもの全てが食べられるわけではありません。中には猫にとって有害、有毒となるものがあります。最悪、そのまま命を落としてしまうこともあります。

それだというのに、猫は差し出されると興味本位で食べてしまうことがあります。人間の食べ物を食べさせる前にまずは調べることをおすすめします。

玉ねぎ

猫に玉ねぎとニンニクは与えてはいけません。玉ねぎを与えると血液中の赤血球が「有機チオ硫酸化合物」という有害物質によって壊され、溶血性貧血や血色尿を引き起こします。さらに、赤血球の色素が腎臓を破壊し、急性腎障害を起こす危険性もあります。

また加熱してもこの毒性は消えないため、玉ねぎが混ざっているものはもちろん、玉ねぎの固形が無かったとしてもスープなどにも注意しなければなりません。

ニンニク

ニンニクは猫にとって有害な成分である「アリルプロピルジスルフィド」を含んでいます。

このアリルプロピルジスルフィドという成分は、中毒を起こす原因となる成分で、玉ねぎと同様に生でも加熱しても、粉状にしても成分は変化しません。

猫がにんにくを食べると、全身に酸素を運ぶ役割を持つ赤血球のヘモグロビンを酸化させ、溶結性貧血を引き起こすことがあるため、要注意です。

そもそも猫など香りの強い食べ物は狩りの邪魔になるため、嫌う傾向があります。ニンニクは口臭にも残りやすいため、注意するようにしましょう。

カカオ(チョコレート)

カフェインやテオブロミンという、チョコレートの原料であるカカオに含まれる成分が猫には中毒性のある物質となります。

カフェインは動悸、過度の興奮、不整脈、ひきつけ、ふらつきなどの症状を引き起こします。また猫はテオブロミンという成分を分解、排出する力が弱いため体内に長い間とどまってしまい、中毒症状を起こしやすいのです。

誤って食べてしまった場合、直ぐに動物病院へと向かいましょう。

ユリ科の植物

カサブランカやヤマユリ、オニユリ、カノコユリ、テッポウユリなどがそれに当たります。名前に「ユリ」と付くものには注意しましょう。

もし、ユリ科の植物を舐めた、食べてしまった場合は嘔吐や下痢などの消化器症状などが見られるそうです。花瓶の水にも注意してください。

香水や芳香剤

猫の肝臓の代謝機能は研究の結果、犬や人とは少し異なることがわかっています。肝臓の重要な役割のひとつに『解毒』があり、この『解毒』によって体に有害な物質を無害に変化させ尿として排出しています。

猫の肝臓にはその重要な解毒の機構のひとつである『グルクロン酸抱合』がなく、そのため芳香剤や香水など植物の精油に毒性が出てしまうのです。

どの食材、植物も誤って与えてしまうと、嘔吐などの中毒症状が出てしまう危険性があります。床に落とすことはもちろん、触ったときには手をしっかり洗ってから接するなど注意しましょう。

苦手なもの

猫は以下のものが苦手なので、注意して行動するようにしましょう。猫も人間と同じくストレスに弱い生き物です。健康に過ごしてもらうには与えるストレスを減らす必要があります。

掃除機やドライヤーなど大きな音

特に猫は、耳がいいこともあり大きな音が苦手です。突然大きな音がすると体をびくりとさせ、ひどいときだと飛び跳ねて逃げます。大きい音を出すときは、できるだけ猫と離れてから出すようにしましょう。

爪切り

爪切りは、せっかく伸ばした爪を切られるということでかなり怒る猫が多いです。ですが、切らないとどこかに引っかかったりして危ないため、嫌がられても切るしかありません。

シャンプー

猫は砂漠地帯の生き物です。クレオパトラが良く猫を連れているイメージがありますよね。ですので、濡れることに慣れていません。猫の毛は保温性はありますが撥水性に乏しく、濡れたままだと体温を奪われてしまいます。

また、身体を洗うと自身の匂いまで流れてしまいます。それに不快感を覚える猫も居るそうです。

苦手なことばかりするとストレスを溜めてしまうので、猫が苦手なことをするときはタイミングを考えましょう。

住環境を整える

猫が安全で快適に過ごすためには、室内を猫向けに整える必要があります。室内が猫にとって安全な場所であると理解してもらう必要があるのです。

猫がリラックスすれば飼い主にも早く心を開くでしょう。

快適な温度・湿度の設定

基本的に猫は、高温多湿が苦手です。

猫を飼育するなら、飼い主ではなく猫に合わせた環境に整える必要があります。温度は25度前後、湿度は50%が好ましいです。

柵やゲートの設置

猫には危険なものがたくさんあります。事故を未然に防ぐためにも、危険な場所には猫がジャンプしても届かないような柵やゲートを設置しましょう。

トイレの置き場所や数

トイレの置き場所は部屋の隅など、猫が落ち着ける場所に置きましょう。

猫はキレイ好きのため、頭数より1つ多く設置した方がストレスを軽減できます。できる限り、こまめに掃除してあげましょう。

家具が倒れないようにする

猫は基本的に、いろいろな場所に飛び乗ったり隙間に入ったりします。その場所が不安定だと、あやまって猫が家具などの重いものの下敷きになることも。

危険ですので、猫が自由に動いても問題がないようにしましょう。

電気コードやケーブルにはカバーをつける

コンセントに差したままの電気コードやケーブルをあやまって猫が噛んでしまうと、感電する危険性があります。

それを防ぐためにも、カバーをするなどして危険を回避しましょう。

かかりつけ医を見つける

猫を飼い始めたら、早めにかかりつけ医を見つけましょう。子猫の場合だと、生後2~3か月後にはワクチン接種をするのが一般的です。

特に猫はストレスに弱い生き物です。突然、生活環境が変化をすれば体調を崩す可能性があります。そのためにも、すぐにかかりつけ医を探しておくことをおすすめします。

まとめ

猫はとても可愛い生き物です。ですが、飼育すると決めたら危険な目に遭わせないように注意して育てる必要があります。猫には危険なものがいっぱいあります。そのため、飼い主は以前よりも行動が制限されるでしょう。

しかしそれ以上に、猫は幸せな気持ちを与えてくれます。可愛く、癒してくれるだけが猫ではありません。

新しいトイレの場所を覚えてくれたり、自分にスリスリとして甘えてくれたりと、少しずつ新たな環境に慣れていき成長する過程を目撃することで喜びを感じます。大変なことも多いですが、大事に育てれば愛情を返してくれます。

この記事が飼い主さまと巡り合った猫の架け橋になる一助になれば幸いです。

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